ジェミニ杯振り返り ~だから、「ジェミニ」で逃げが2人必要だったんですね~
自分はオープンリーグAグループ決勝に出場し、あえなく格上の後塵に帰して2位になりましたが、無課金勢*1としては満足いく結果を得られました。
2位の人間の戦法とか考えを聞いても役に立つかどうかわかりませんが、自分自身の備忘録を兼ねて振り返りをまとめます。
試合前の想像と作戦
ジェミニ杯のレギュレーションは下記の通りです。
京都3200m(長距離)、右回り、外、春、晴れ、良馬場
このレギュレーションから下記が想像できました。
- 長距離=ゴルシ のイメージが強く、ゴルシの参戦が多そう
- 「逃げは長距離が苦手」という未検証の共通理解が多いので逃げは少なそう
- そのため多くの人が差し、追込のウマ娘を出場させてくる
- 先行は優秀なスタミナ回復スキルが多いので先行は多そう
- 長距離で終盤からゴールまでが長いのでスタミナが重要
- 京都レース場は長い坂が2回あるのでパワーも重要
そこで自分は以下のような作戦で挑もうと考えました。
- ゴルシは強いけど自分が強いゴルシを作れそうにないので、ゴルシに勝つために逃げ2構成のチームで行く
- 育てる逃げはスタミナ、パワー重視で育成
- デバフを1人育てるが、デバフ対象は先行、追い込みに絞る
逃げ2体制だと縦長の展開になって後方集団が不利になることは1か月前に SkyBox Channel氏の動画で知っていたので、これでゴルシを制しようと判断しました。
出場ウマ娘
満足に育てられたウマ娘が少なかったので、下記のメンバーで出場を決定(2日目に少し調整してるので出場数が80回になっていません)。
作戦はマックイーン=逃げ、マヤノ=逃げ、マチカネフクキタル=差しの構成
フクキタルさんデバッファーなのに賢さ低いですね。
パワー重視と言っておきながら全然パワー育っていないの「こんなメンバーで大丈夫か?」 感があります。
1日目~2日目
ウマ娘ガチ勢の方なら何となく予想がついたかもしれませんが、出走時バグ*2でこの逃げウマ娘2人が大暴走します。
パワーが727以下なのでバグの恩恵からか序盤からこの2名がトップを取りやすく、1~2日目は逃げが少ないこともあり、マヤノの逃げ切り勝利で余裕のAグループ進出を決めてくれました。
対ゴルシ、対タイシン相手では差されることが数度ありましたが、全体でみると逃げ切り勝ち越しの回数が多かった記憶です。
特に逃げ切り体制では逃げが早めに終盤に入ることで、まだゴルシが坂にいるときに追込ためらいが複数発動することでセーフティリードを稼げる展開が多かったです。
3日目~4日目 Aグループ
3日目からは(オープンでは)逃げが強いことが知られてきたことと、砂井裏鍵氏によるパーマーヘリオス戦法が動画で共有されることで逃げが増えてきて、格上の逃げに逃げ切られることが多くなりました。
それでもゴルシ、タイシン相手にはほぼ負けることはなく(2敗)、危なげなく決勝Aに進出を決めることができました。
ラッキーセブン発動したマチカネフクキタルが1勝したのが見所です。
決勝 Aグループ
決勝グループの構成は以下の通りでした。
逃げ 4 - 先行 1 - 差し 3 - 追込 1
裏鍵氏の動画が上がってからまずいかなーと思っていたらまさかの長距離決勝が逃げ4ですよ!なんでやねん! 前評判のゴルシどこ行った!(1人いる)
格上の逃げ相手ということもありつつ、これまで序盤にハナを競ってくれたマヤノがなぜか4位で追越しチャレンジも発動せず、またマエストロなどの回復スキルが逃げ2人には一切発動しなかったのでスパートが遅れてしまい、結果2, 3, 4位という結果になりました。うーん、この。
ちなみに決勝のゴルシは縦長展開+追込ためらいx2で6位に沈んでました。もはやゴルシは完全に制することができたと言っていいでしょう。
最終戦績
最終的には逃げマヤノは勝率55%、逃げマックは勝率20%でした。
マックイーンを育てる前の1日目の2戦(10レース)は4勝と2勝だった記憶なので、チームとしては80戦中57勝で70%の勝率になると思います。
数値的には逃げマックの方がよさそうに見えるのに戦績が悪いのは、おそらく以下が原因だと思われます。
- マヤノの方が(緑スキル含めて)パワー、根性が高く、ポジションキープでハナを維持する確率が高かった
- 最終コーナー前の坂でパワーが高いマヤノは減速されず、より早くスパートのトップ速度に到達できた
- 逃げマックは金スキルがなく、道中で金スキルを発揮したマヤノにスタミナで負けてスパートの開始が遅れた
まとめ
バグの影響もあった(というかバグのおかげで勝ててた)と思いますが、パーマーヘリオス戦法により長距離でも逃げは勝てるということを改めて実感できました。
オープンリーグだとB評価維持のためにどこかを諦める育成をする必要があり、ゴルシが振るわなかったのもパワーかスキルを諦めたからかなと感じました。
一方でパーマーヘリオス戦法も「確率的にうまくいく」ところが大きく、乱数次第では序盤のリードを開くことができずに大差で沈むことも何度かありました。
もし次のジェミニ杯があるとしたら「確率的にうまくいかなかった場合のセカンドエース」をしっかりと鍛えて出場させようと思います。(ただしゴルシの抑えに追込ためらいは絶対に持たせます)